一言にローンといっても、無担保で借りることができるカードローンや、住宅や土地を担保とした不動産ローン、目的が決まっている住宅ローン、教育ローン、ブライダルローン、マイカーローンなど、様々なものがあります。ローンを組む時は本人の信用力に応じた与信枠が与えられ、与信枠以上の利用はできません。与信枠はローンの種類によっても変わってくるので注意が必要です。金額が高くなりやすい住宅ローンは信用情報がクリアな状態でないと契約が難しいと言われ、過去に延滞を繰り返したことがあると契約はできないことが多いでしょう。
金額が低くなってくると利用できるケースも出てくるので、できる限り頭金を用意することも重要です。目的が決まっているローンはそれ以外のことに使うことはできませんが、その分枠を確保しやすいのも特徴です。一方無担保のカードローンは使途は自由ですが、大きな与信枠を得るためには取引実績を重ねたり、収入を増やす必要があります。消費者金融など、銀行以外が提供しているカードローンの場合は、総量規制によって年収の3分の1以上を借りることができない点も注意しましょう。
信用を得るためには信用情報に、しっかり利用して返済をしている記録を残していくことが大切です。全く使っていない状態でも判断材料がそろわないため、信用力は上がらないのです。将来的に高額な借り入れをしたい人は、なるべく記録を残し、信用される人物であることを情報として残すようにしましょう。