売掛金現金化でスムーズに資金調達

資金を調達するには借り入れなども考えていきたいところですが、借り入れをするにも審査が必要になるので実際の融資までには長い時間も必要です。できるだけ早く資金を調達したい場合は売掛金現金化にも目を向けてみましょう。売掛金現金化はファクタリングとも呼ばれています。これは売掛債権を決済前に売却して現金化する資金調達方法です。

銀行の融資とは違うので負債が増える心配もありませんし、短期間で現金を用意できるというメリットもあります。日本ではまだなじみが薄いですが、ヨーロッパやアメリカなどでは積極的に行われています。売掛金現金化は難しいのではないかとイメージする人もいるかもしれませんが、手続き自体はとてもシンプルです。売掛金については、専門の買取業者が買取、その代金が支払われるという仕組みです。

2社間で契約をする場合は、売掛先へ債権譲渡の通知は行われません。買取業者と売掛金の買取を申し込んだ業者との2社間で手続きを行います。債権を売却したことを取引先に知られるリスクも少なく、手続きも簡単に行えるのがメリットです。そのかわり手数料はやや高めです。

3社間で契約をするときは、売掛先の理解と協力も必要になります。売掛先へ債権譲渡の通知を行うことになりますが、手数料は2社間のときよりも安くなります。支払い期日を過ぎた売掛金は不良債権になるので原則として買取不可になりますので、決済日前の債権を利用するようにしましょう。

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